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愛する妻への手紙

最初の手紙から読んでください。http://familin2006.hatenadiary.jp/entry/2014/11/25/093359

61通目、新しい出会い2

しかしながら、
とは言え、
同じ人のなかに新しい出会いを発見していくのと、
文字通り新しいひとに出会うのとでは、
困難の程度が違います。

あなたに主張してどうなることでもないのですが、ぼくに新しい出会いがありました。
ぼくはそのひとに魅力を感じ、まるで高校生のように、そのひとの顔を見ることを楽しみにしています。
かと言って、あなたの大切さがぼくのなかで減じられるわけではありません。
このことを、女性のあなたに納得させることはなかなか難しいように感じます。

ぼくがこの出来事を通じて感じたことは、心の動きを意思によって封じることは、できないということです。
自分の責任を、心という他者のせいにすることはいけません。
しかし、心がautomaticに、動いてしまうことは、止められないことだというのも事実です。

こういう心の動きに出会えば出会うほど、ひとつの疑問がわいてきます。

ひとは心を動かし得るのに、なぜ結婚をするのだろう。
結婚とはいったいなんだろう。
結婚によってひとは一体何を誓うのだろう。

ひとりを愛すると誓うことと、ほかのひとを愛さないということが、なぜイコールで結ばれるのだろう。

そんな視点をぼくに与えてくれた新しい出会いに感謝。

念のため、もう一度繰り返します。
新しい出会いが、あなたへの愛情を減じさせることは、たしかにありませんでした。