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愛する妻への手紙

最初の手紙から読んでください。http://familin2006.hatenadiary.jp/entry/2014/11/25/093359

56通目、新しい隘路

妻へ

自分のなかで、あの人への想いは、それなりにけじめがついたような気がしています。

ぼくは、しかるべきタイミングで手も口も出せなかったのだし、あの人の気持ちがぼくに向くことはもうないとわかったいま、ぼくはぼくの人生をきちんと光らせねばならないと感じます。

そして、あなたはそのためにとても大切な人です。
ぼくの伴侶だからです。

しかしぼくたちは、互いに伴侶たり得ているのだろうか。

ぼくたちはお互いに心の裡をきちんと理解しているのだろうか。
理科しようとしているのだろうか。

子育てにいらいらしているあなた。
それを見ていらいらしているぼく。
互いに踏み込まずに、やり過ごしている。

子どものため、という言葉を免罪符に?

踏み込みたいし、踏み込んでほしいけれど、そんなエネルギーは残っていないのだとつい思ってしまう。

新しい隘路が、ぼくを包むようです。