愛する妻への手紙

最初の手紙から読んでください。http://familin2006.hatenadiary.jp/entry/2014/11/25/093359

32通目、あなたに嫌われる勇気

妻へ

今日はきっと楽しみにしていたお花見をできなくてごめんなさい。
3月は目眩がするほど忙しい。
この仕事に忙しくないときなどないのだけれど、特に3月は忙しい。

それで、どうしても休みたくなってしまって今日のお花見はキャンセルさせてもらいました。

疲れていたからお花見をやめたというのは原因の話ですが、最近読んだ本によると、人生を輝かせるためには原因よりも目的に目を向けるべきだということです。
ぼくがあなたとの時間をキャンセルしたことには、意識的にしろ無意識的にしろ何か目的があったのです。
そこにあなたとの離別を望む気持ちを紐付けさせるのは短絡が過ぎるかもしれない。けれど、あなたと過ごす時間をないがしろにしたいために、ぼくは過酷な労働を厭わないでいた、という程度のことは言っても差し支えない事実だと思うのです。

最近読んだ本、「嫌われる勇気」が説くアドラー心理学によると、ぼくの内心はそういうことを志向していると分析されるのです。