愛する妻への手紙

最初の手紙から読んでください。http://familin2006.hatenadiary.jp/entry/2014/11/25/093359

23通目、休日について

妻へ

やっと週末が来ました。
最近あまり連勤はしていませんが、今週は深夜作業が多く、帰れない日が続きました。
特に好きな業務を任せてもらえたので、精神的な疲れは全くありませんが、家のベッドで寝られないのはやはりしんどいと感じました。

子どもの面倒を見られなくてごめんね。

会わない間に、子どもはまた成長していたようですね。

子はかすがいというのは本当ですね。

ぼくとあなたの間に直接の絆がなくなったとは全く思いませんが、もし子どもがいなかったら、ぼくは早々に別れを選んでいたかもしれない。
子どもの成長は、ぼくとあなたの共通の楽しみです。それを失うのが惜しくて、ぼくは今あなたを選んでいると言うこともできます。

明日は休日です。
家族だけの休日は久しぶりですね。
先週は親戚の来訪があり、その前は、あのひとの結婚式。

とにかく、ふたり+ひとりの休日は久しぶりです。
休みの日のことをLINEで話すあなたはたのしそうでしたね。
ぼくも、食べるものを相談するのはわくわくしました。ここのところいいものを食べていなかったので。

今日はback numberのアルバムを借りました。この前、言ったようにFくんとカラオケに行ったときにFくんが歌っていて、すっかり気に入ってしまったものです。
2連続の徹夜のぼくを、一晩中奮い立たせたのはback numberの奏でる音と言葉でした。詞は、今の僕に合って切ない。世田谷ラブストーリーがあまりに素敵な曲だったので、あなたに聞かせたいと思いました。「終電に間に合うように送るようなヘマ」とは、至極名言ではないでしょうか。

自分のことを言われているようで、恥ずかしくなりました。

ぼくとあのひととの間において、ぼくが襲いかかる機会は無数にあったものです。

ぼくは、終電に間に合うように送るヘマを何度も繰り返してきたのです。

あなたに対して、そのヘマはしませんでした。

そのぼくの成功が、いま、あなたを幸せにしているか、ぼくには自信がありません。ぼく自身を幸せにしているかもわかりません。ここのところ、女々しい言葉しか出てこないですね。

back numberの歌詞も女々しくて、だから素敵ですよ。明日、きっとあなたにも聴かせます。

そろそろお気に入りのバーを出よう。
1月お金を使いすぎたから、2月はもうバーに来ないぞ。これは決心だ。

これから帰って、あなたの用意してくれたご飯をいただきます。
また明日。